
ある日気が付いたら、
「あれっ?」シミができている!
そんな悩みを語ってくれる女子達から、お話を伺うことが多いです。
「シミのお手入れ」はどうしたらいいのだろう?
「シミを消す」ことはできるのかな?
悩みはつきませんが、シミと一口に言っても、
シミの種類(タイプ)はたくさんあります。
シミのタイプごとに、取るべき対応策は異なるのです。
だから、シミが出来てしまった場合には、
まず「自分のシミ」のタイプを把握
することが大切です。
シミが出来たと言って、すぐに「美白化粧品」を使う女子を見かけることもあるのですが、
それは間違いです。
シミの種類によっては「美白化粧品」でのお手入れに
効果があるものと、効果がないものがあるからです。
では、「美白化粧品」では効果がないシミは、手の打ちようがないのか?というと、
そういう訳ではありません。
さあ、まずは自分がどのシミのタイプに当てはまるのかを、見ていきましょう!
Contents
シミのタイプを把握して、効果あるお手入れを!
シミ❶「老人性色素班」(ろうじんせいしきそはん)
(シミの特徴)
- 多くの女子にもっとも出来やすいタイプのシミで、紫外線によるメラニンの影響を原因として、出来やすい。
- 丸い色素班ができてしまい、「数十ミリ」の大きさになることがある。
- 色は「薄い茶色」から始まり、次第に濃くなり、「はっきりとした茶色」になる。
- 頬骨の高い位置にできやすい。
- 人によっては、次第に隆起してイボになってしまうことがある。
(シミのお手入れ)
・初期段階においては、美白化粧品を使うと効果を発揮します。
・シミが定着すると、美白化粧品を使っても、シミは消えません。
・シミの輪郭が分かるような段階のものは「レーザー治療」で治療します。
シミ❷「炎症性色素沈着」(えんしょうせいしきそちんちゃく)
(シミの特徴)
「ニキビの跡」「傷跡」が茶色のシミとなってしまったものと、
ムダ毛処理をして毛を抜いたときに、毛穴周りが「炎症」してしまい黒色のシミと
なったものがあります。
(シミのお手入れ)
・美白化粧品を使うことが、最も効果的です。
・効果的な成分は「ビタミンC」とメラニンを薄くする「ハイドロキノン」
・「ビーリング」を併用すると、速効性があり、効果的でしょう。
・何もしないで放置しておいても、自然と消えることもあるのですが、
・シミが消える前に「日焼け」して紫外線を浴びると、消えにくくなるので要注意です。
シミ❸ 「肝斑」かんぱん
(シミの特徴)
- 「女性ホルモンのバランスが崩れたとき」「妊娠中のとき」「ピルを服用したとき」「更年期のとき」 に出来やすい。
- 色は茶色や灰色のことが多い。
- 頬骨あたりや、鼻の下、額にできることが多い。
(シミのお手入れ)
・美白化粧品を使うことが、最も効果的です。
・効果的な成分は「ビタミンC」と、メラニンを薄くする「ハイドロキノン」
・「ビーリング」を併用すると、速効性があり、効果的でしょう。
・「内服液」も効果的。
・「トラネキサム酸」という薬や、「漢方薬」も評判がよいです。
シミ❹ 「雀卵班(そばかす)」じゃくらんはん
(シミの特徴)
- 遺伝性の小さいシミのこと
- 10代から茶色いシミが出来始める。
- 鼻を中心として、周囲に散らばるようにできる。
- シミの形は「三角形」や「四角形」
- 白人に出来やすいのだが、日本人でも色白の人にはできやすい。
(シミのお手入れ)
・シミが薄くなるという美白化粧品を使って効果がでる人もいるが、出ない人もいる。
・「レーザー」治療をすれば、綺麗にシミが消えることあるが、再発することもある。
シミ❺ 「脂漏性角化粧」しろうせいかくかしょう
(シミの特徴)
- シミが発達して「イボ」にように盛り上がっている。
- イボの表面はボツボツしている。
- 手の甲にできるときもある。
(シミのお手入れ)
・レーザー治療が効果的。
・「液体窒素」による凍結療法も効果的。
シミ❻ 「花弁状色素班」かべんじょうしきそはん
(シミの特徴)
- 日焼けをしたあとにできる小さなしみのこと。
- 肩から背中に出来てできる。
- 形は「花びら」状になっている。
(シミのお手入れ)
・レーザー治療が効果的。
・人により、「美白化粧品」では消えるという人もいるが、あまり効果は期待できなさそう。
女子の皆さま、いかがでしたか?
自分のシミのタイプを確認できたでしょうか?
一口にシミと言っても、ここに挙げただけでも「6種類」もあり、それぞれ対処法も異なるのです。
自分のシミのタイプを正確に把握して、正しいお手入れをすることがポイントとなります。
シミのお手入れ方法の具体的なはなしは、続けておはなししていきますので、参考のうえ実践してください。
↓(動画)顔のシミ取り 本当に効果がある方法をプロが伝授!
間違っている「シミのお手入れ」
間違い① 何が何でも「美白化粧品」を使えば大丈夫と思い込み、
「美白化粧品」だけを使っている。
間違い② 「美白化粧品」は、日焼けしやすい「夏だけ」しか使っていない。
間違い③ 「美白化粧品」は使っているものの、
「日焼け止め化粧品」は使っていない。
間違い④ 日焼け対策にはあまり気を留めておらず、
日焼けしたなと感じたら「美白マスク」を使う程度しかしていない。