朝起きた時に「ニキビ」があると、それだけで、一日が憂鬱な気分で始まります。
治ったと思っても、繰り返し出来てしまうのが「ニキビ」
二度と見なくないと思っても、繰り返してしまうし、
治ったと思っても、跡が残ってしまうのも「ニキビ」です。
ニキビが出来まったり、ニキビ跡が出来てしまうと、
それだけで「ヒトに会うことも嫌」になってしまうものですね。
心身ともにダメージを与えられてしまう、この存在。
「ニキビ」とは、早急にオサラバをして、縁を切るべきですよね。
そこで、ここからは、ニキビ対策をするための方法をご紹介していきます。
ニキビが出来る原因を知った上で、適切なニキビ対策をすることが、美肌維持のために必要となるのです。
正しいスキンケアを実践することが、女子力向上のカギにもなりますね。
Contents
ニキビの種類
「ニキビ」は、『思春期ニキビ』と『大人ニキビ』の2つの種類に分類することができます。
①思春期ニキビ
思春期ニキビとは、大抵の場合は、「Tゾーン」や「頬」に出現します。
ホルモンバランスの変化によって、皮脂量が増加することを原因として出来てしまうのですが、ホルモンバランスが整う20歳前後には、自然と治まり、出来なくなることが通常です。
②大人ニキビ
一方、大人ニキビとは、思春期以降に出来るニキビであり、「顎」や「フェイスライン」に出来ます。『Uゾーン』に出現する傾向があるのですね。
大人ニキビは、一度治っても、また同じ場所に再度出現する傾向があるのも特徴です。
ニキビが出来る原因
「思春期ニキビ」にしても、「大人ニキビ」にしても、
どちらのニキビも、毛穴が詰まることを起因して出来始める点では共通しています。
毛穴が詰まったことを起因して、
毛穴内に、皮膚常在菌である「アクネ菌」が繁殖しやすくなります。
「アクネ菌」は空気に触れることを嫌う細菌であるため、詰まっている毛穴の奥は格好の繁殖環境なのです。
さらに、「アクネ菌」は皮脂が大好きであるため、
余分な皮脂があると、増殖スピードを増していきます。
「アクネ菌」が繁殖してしまうと、炎症が起きてしまい、ニキビが進行していくこととなります。
では、そもそものところ、毛穴が詰まる原因は何でしょうか?
毛穴が詰まる原因
毛穴が詰まる原因には、3つあります。
❶ 皮脂の過剰分泌が起きるため
皮脂の分泌が過剰になる理由としては「ホルモン」の影響を挙げることが出来ます。
「思春期」には成長ホルモンが増量することから、男性女性を問わずに、男性ホルモンが増えやすい状況にあるのです。
ホルモンの影響によって、皮脂分泌が増えていくことから、ニキビが出来やすくなるのです。
これが「思春期ニキビ」が出来る原因なのです。
また、大人の女性でも、生理前には「黄体ホルモン」が増量するのですが、
黄体ホルモンも、皮脂の分泌量を増やすので、ニキビが出来やすくなります。
これが「大人ニキビ」が出来る原因です。
さらに、こららのホルモンの他にも、
「ストレス」やら「睡眠不足」を起因として、「副腎皮質ホルモン」が増量するのですが、
副腎皮質ホルモンも、皮脂の分泌量を増やすので、ニキビが出来やすくなると言われています。
「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」が出来る原因ですね。
❷ 毛穴に汚れが残るため
正しい洗顔方法を日常から行っていないと、毛穴に汚れが詰まりやすくなります。
石鹸を使った洗顔をすることが美肌維持のための基本となるのです。
とりわけ、
密着度が高いメイクをしていたり、
こってりとしたクリームを使っている場合には、
正しい方法で洗顔を行わないと、毛穴に汚れとして残ってしまう可能性が高いのです。
とくに、
メイクをした日において、「メイク落としを忘れて、眠ってしまう」というように、
洗顔をしないまま一日を終えてしまうことは、美肌維持のためにはもってのほかです。
大量のメイク剤が毛穴に、汚れとして詰まってしまうのですから。
❸ 新陳代謝(ターンオーバー)の不調
素肌が乾燥してしまったり、
紫外線(UV)を大量に浴びてしまったり、
正しい洗顔をしていなかったりすると、
新陳代謝(ターンオーバー)が滞ってしまいます。
古い角質が肌から剥がれ落ちずに、肌に残ってしまい、角質が厚くなってしまいます。
すると、毛穴が塞がれてしまい、皮脂が出口を失ってしまうのです。
皮脂分泌が過剰でなくても、ニキビの原因となる常在菌の「アクネ菌」が繁殖してしまい、
ニキビが出来てしまいます。
「大人ニキビ」が出来てしまうヒトの多くがこのタイプです。
肌が乾燥していても、ニキビが出来てしまうのですね。
間違った肌のお手入れ(ニキビ)| 美肌スキンケア
① 皮脂を落とし過ぎてしまうこと
「クレンジング」や「洗顔」をする際に、
洗いすぎてしまい、皮脂を落とし過ぎるスキンケアをしてしまうヒトたちがいます。
「思春期ニキビ」対策としては、皮脂を落とすことはニキビ予防ともなるのですが、
「大人ニキビ」対策としては、間違った方法となります。
「大人ニキビ」が出来る原因は、皮脂が多いことではなく、むしろ乾燥しすぎることが多いためです。
皮脂を洗い落し過ぎると、素肌はますますと「大人ニキビ」が出来やすい環境状態となるのです。
② 「殺菌成分」入りの化粧品でお手入れすること
繁殖しすぎることによってニキビの原因になる「アクネ菌」ですが、
通常はアクネ菌も、他の皮膚常在菌と一緒に、素肌表面を健康に保つ役割を担っています。
「アクネ菌」は、増殖することでニキビの進行を加速させるのですが、
「アクネ菌」が、まったくいなくなるのも、素肌の健康のためにも困るのです。
殺菌成分入りの化粧品を使ってしまうと、
アクネ菌を殺すとともに、他の皮膚常在菌までも殺してしまいます。
こうなると、素肌のバリア能力を低下させてしまい、
乾燥肌効果として、「大人ニキビ」を増やしてしまうのです。
ニキビの正しい治し方 | 美肌スキンケア
まずは、しっかりと「洗顔」を行いましょう。
毛穴が塞がれることがないように、正しい方法で洗顔することが大事ですね。
「思春期ニキビ」であれば、洗顔をマメに行い、素肌を清潔に保つことが大事になります。
「大人ニキビ」であれば、皮脂を取りすぎてしまわないように、適切な洗顔をすることが大事になりますね。
洗顔する際には、「石鹸」洗顔することが大事です。
「麦飯石」や「クレイ(泥)」が配合されている石鹸を使うと、毛穴の汚れを吸着してくれるのでおススメですよ。
「酵素洗顔」も定期的に行いましょう。
酵素洗顔をすることで、素肌にこびり付いている皮脂や、厚くなってしまった角質を除去することが出来ますよ。
「化粧水」には、「ビタミンC誘導体」入りのモノを使いましょう。
ビタミンCには、「皮脂分泌」を抑えたり、「皮脂酸化」を抑える働きがあるのです。
更に、ビタミンCには、「美白作用」もあります。ニキビ跡の色素沈着にも有効ですね。
「クリーム」は、皮膚常在菌のバランスを保ってくれるものを、セレクトするといいですね。
ニキビ用化粧品に、入っている成分の読み方
ノンコメドジェ二ック
「コメド」とは、ニキビの基となる毛穴詰まりのことですので、
「ノンコメドジェ二ック」という記載があれば、ニキビの出来やすい成分を使用していない化粧品のことを言います。
加えて、ニキビが出来にくいことを実験して確認済みである化粧品には、
「ノンコメドジェ二ックテスト済み」という表記がされます。ニキビが出来にくいことを実験済みである点において、「ノンコメドジェ二ックテスト済み」という表記がある方が安全だと言えますね。
イオウ
「アクネ菌」を殺菌してくれて、角層をやわらかく整えて皮脂成分を抑制してくれる成分です。
「思春期ニキビ」のスキンケアをする際には、「イオウ」成分が適切といえますが、肌が乾燥しやすいので、
「大人ニキビ」のスキンケアをする際には、向いているとは言えません。
尚、「イオウ」は、「グリチルリチン酸」と同様に、厚生労働省で認可されている成分です。
グリチルリチン酸
漢方で昔から利用されている甘草の根っこから抽出した成分です。
ニキビの炎症を鎮静化させれう効果があり、厚生労働省で認可されている成分であることから、
この成分を配合することで「医薬部外品」と記載されています。
※尚、別名、「グリチルリチン酸ジカリウム」や「グリチルリチン酸2k」といいます。
ニキビの進行プロセス | 正しいスキンケアの基礎知識
❶白ニキビ
ニキビの色が「白い」段階は初期段階です。
毛穴の入口が塞がり、皮脂が毛穴に詰まることで、「アクネ菌」が繁殖し始めている状態なのです。
詰まってしまった皮脂が盛り上がっています。
ニキビの色は白色に見えます。
❷黒ニキビ
毛穴に穴があいて、空気が入ってしまいます。
毛穴に詰まっている皮脂が、酸化してしまい、黒っぽくなるのです。
毛穴に、雑菌が入ってしまし繁殖しやすく、炎症を起こしやすい状態です。
黒ニキビの段階で治まれば、「ニキビ跡」も残りやすいので、
なんとか、黒ニキビの段階で進行を止めるように努力しましょう。
❸赤ニキビ
ついに炎症が起きてしまい、ニキビの周りも腫れあがった状態です。
痛みや痒みがあるでしょう。
炎症が治まったあとも、ニキビ跡や色素沈着が残りやすくなります。
❹黄ニキビ
炎症がさらに進んでしまった状態です。
ニキビが化膿してしまい、黄色い膿が溜まっています。
黄色ニキビの炎症が治まった後でも、クレーター状の凹凸が残ってしまうことが多いので、
皮膚科で診てもらうことをおススメします。
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