
本当は間違ってるヘアケアのおはなし
「普段行っているヘアケアが・・・」
皆さんは普段どのような形で髪の毛のケアをなさっていますか?
1カ月に1度ヘアサロンに行ってトリートメントをするとか、毎日ヘアクリームを必ずつけているとか、いろんなケアをされていると思いますが、中には「そのケア、間違っているよ!」というものもあるのです。
知らず知らずのうちにケアをしているつもりが、かえって髪の毛にとって悪影響を及ぼしている可能性があるのです。
間違っていた!?こんなヘアケアはNG!
よくある間違ったヘアケアとして「コンディショナーやリンスをたっぷり使う」という方がおられます。
ある意味では正解なのですが、
実は、これ、一歩間違えると薄毛やフケの原因になるんです。
というのも、リンスやコンディショナーには油分が大量に含まれていますので、頭皮には塗布しないのが鉄則なんです。
頭皮にリンスの成分が残ってしまうと、リンスの油と頭皮の脂が反応してしまうので、フケやかゆみなどの原因になってしまうのです。
そしてそれをそのまま放置しておくと、細菌などの繁殖地になってしまい、健康な髪が生えてこないだけでなく、
いま生えている髪も細くなり、抜け毛や薄毛の元になってしまうんです。
それから、夏場になるとスッキリするからとメントールなどの刺激が入ったシャンプーを使われる方もおられます。
確かにサッパリして気持ちよく感じますが、頭皮に過剰な刺激を与えるようなシャンプー剤を使うのは髪のことを思うなら禁物です。
正しいシャンプー方法で、尚且つ刺激の少ないもので髪を洗うように心がけましょう。
それから、シャンプー後に「髪がパサつくから」ということで自然乾燥をしている方もおられますが、これもNGです。
濡れた髪を放置すると、キューティクルがはがれ髪を痛めてしまったり、頭皮に菌が大量発生し臭いの元や薄毛の原因になるのです。
面倒でも必ずドライヤーを掛けましょう。
ドライヤーは使い方を間違わなければ、美しい髪や頭皮を守るために大切なのですが、やりすぎは禁物です。髪が高温になりすぎると、髪が痛みます。
しっかり乾かして、でも必要以上にかけないように心がけてください。
それからシャンプーの仕方ですが、髪や頭皮をゴシゴシ洗うと、傷つけてしまいます。
髪の傷はキューティクルがはがれ、パサつきの原因になってしまいます。
頭皮の傷は炎症の原因になり、頭皮自身のたるみを招きます。
指の腹を使い、頭皮をマッサージするようにやさしく洗いましょう。
髪は「よっしゃ!洗うぞー!」と意気込まなくても、前後のシャワーや偶然ついたシャンプーで、十分キレイになります。
どんなヘアケアが正しいの?
間違ったヘアケアがたくさん出てきましたね。
「それじゃあ、どんなケアが正しいケアなの?」と思う方、今から正しいヘアケアを幾つかご紹介していきますね。
まず、髪を洗う前にしてほしいことが「ブラッシング」です。
髪に負担をかけないようなクッション性の高いブラシでブラッシングしましょう。
髪に付着したフケやホコリを除去し、頭皮の皮脂などの汚れを浮き上がらせます。
そしていざ、シャンプー・・・と行きたいところですが、
その前にシャンプー前に、38度くらいのお湯で地肌を洗い流します。
余洗いですね。余洗いするっことによって頭皮や髪の表面のホコリやチリなどを洗い流すことで、シャンプーの泡立ちを良くします。
そしてこの余洗いでほとんどの汚れが落ちます。
お湯だけで洗い流す時間は、2~3分で構いません。
そのあとに初めてシャンプーをするのです。
シャンプーは「頭皮専用」と言っても過言ではないくらいなので、頭皮をメインで洗ってください。
毛先を洗う理由は「整髪料が付着しているから」というだけの理由ですが、先にも書いたように、シャンプーの泡が通り過ぎただけで汚れは取れてしまっているので、髪の毛自体をシャンプーで洗う必要はないのです。
そして、髪をすすぐ時ですが、すすぎは「冷水か、ぬるま湯」で行います。
アツアツのお湯で髪を濯ぐなんて言語道断です。
髪を痛めてしまいます。
年間を通して考えれば38度くらいのぬるま湯が良いでしょう。
そしてコンディショナーは毛先だけにつけてください!
間違ったケアのところでも書きましたが、頭皮にコンディショナーは必要ないのです。
毛先を中心にたっぷりと付けて3~5分間はおくようにして、すすいでください。
シャンプーもコンディショナ-もそうですが、すすぎは「丁寧に行う」という習慣を身につけてください。
オススメのヘアケアアイテム
これまでの内容では「髪の洗い方」などをメインにケアについてご説明しましたが、髪に良いヘアケアアイテムもご紹介したいと思います。
1つめは「椿油」です。洗い流さないトリートメント・頭皮ケア・オイルパックとして使うことが出来ます。トリートメントの中に数滴混ぜて使うのもオススメです。
正しいドライヤーの使い方
もう一つは「ドライヤーの使い方」です。皆さん早く乾かそうと、高温で一気に乾かしていませんか?
そして「冷風って何のためにあるの?という方も多いと思います。
ドライヤーの正しい使い方としては
①髪から10cmほど話した距離で風を当てる
②髪が熱くなって来たら冷風に切り替える
③地肌を乾かすようにしながら全体を乾かす
・・・これを守って乾かしてみてください。
冷風は髪のキューティクルを引き締める役割も果たします。
まず髪を7割乾かして、冷風で指ブラッシングします。
これでキューティクルを閉じながら、髪の温度を下げて、最後に温風で乾かすと髪がまとまりやすく、パサパサしません。
間違ったヘアケアのまとめ
いかがでしたか?知っていたこともあったかもしれませんが、意外と知らないこともあったのではないでしょうか。キチンとしたケアをして、いつまでも美しい髪を保ちましょう!
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