
髪のケアで悩んでいる女子の皆さんへ
毎日の行う髪のお手入れですが、
ホンノちょっとしたコツを身につけるだけで、
キレイな髪と地肌がになりますよ。
髪の洗い方や、シャンプーの選び方について、ご紹介しますね。
Contents
髪の毛、洗いすぎていませんか?
皆さんは毎日お風呂やシャワーに入って洗顔や身体を洗ったり、シャンプーして・・・という感じですよね。
夏場などは特に何度もシャワーに入ってしまいたくなることもあると思います。
ただ、実はシャンプーをしすぎていることにお気付きでしょうか。
というのも、毎日髪を洗うことは、髪や頭皮にとって良くないことをご存知ですか?
「毎日汚れを落とさないと気持ちが悪い」とか
「ワックスやヘアスプレーを使っているから、毎日シャンプーしないとダメでしょう!」と思われている方も多いですが、そんなことはないのです。
そんな意外な話をしていきます。
何故毎日髪を洗うとダメなの?
それでは、なぜ毎日髪を洗うのが髪のために良くないかということなのですが、答えは非常に単純明快です。
それは「市販のシャンプーの洗浄力」にあるのです。
市販されているシャンプーというのは「誰が洗っても綺麗になる」ように作られています。
要は「洗い残し(擦り忘れ)た髪に泡が付着しただけでも洗浄される」ようになっているからなのです。
髪の毛は主にタンパク質で出来ています。
このタンパク質を市販のシャンプーで洗浄すると、髪の毛本来が持つツヤなどの油分まで落としすぎてしまい、結果的にパサついたり、枝毛になったりしてしまうのです。
髪を痛ませない方法は?
とはいうものの、髪を洗わないわけにもいきません。
髪を洗わずにいると、頭皮の毛根が汚れで詰まってしまい、フケや痒みの元になったり異臭を放つことにもなります。
では、どうずれば髪を痛めずに髪を洗うことが出来るのか?ということになります。
髪のために一番良いのは「余洗い」をすることです。
余洗いとは、シャンプーで髪を洗う前に3分ほどぬるま湯で髪全体をこすり洗うことです。
実はこれだけで大半の汚れが落ちてしまうんです。
たとえワックスやヘアスプレーなどの整髪料を使っていたとしても、余洗いだけで十分に汚れが落ちていたんです。何だか汚れが取れていないような気がしてしまいますが、それは髪の毛本来の手触りなのです。
なぜシャンプーやリンス(トリートメント)があるの?
シャンプーを使わなくても、髪を余洗いで洗うだけで十分なら、
どうしてシャンプーが売っているのか?ということになりますね。
これは余洗いだけでは落ちない汚れを落としたり、髪をコーティングすることで、
手触りの良さを出すことがあります。
美容室等で使われているシャンプーは、髪のことを知り尽くしたプロが使っているものです。
きっちりと髪の隅々、頭皮の汚れに至るまでのシャンプーをしてもらえますね。
一概にいえませんが、美容室で使われているシャンプーの多くには界面活性剤は入っていません。
一方、市販のものには殆どといって良いほどこれが入っています。
界面活性剤はタンパク質を溶かすこともわかっています。
誰が洗っても洗いムラのないようにするために界面活性剤を使っているのです。
髪をキレイにしているつもりが、逆効果になってしまっていることもあるのです。
トリートメントを使って手触りを良くして髪の毛の摩擦を防ぐもので、あのサラサラ感は、作られたものであって髪本来の状態ではありません。
髪のためにできることは?
髪のためを考えれば、
市販されているシャンプーのほとんどは「髪のダメージをケアすることは出来ない」と言えます。
一時期はやったノンシリコンシャンプーですが、
シリコンによって毛穴が詰まるなどのことから怪訝された部分もありますが、
シリコンが髪をコーティングすることで、髪の毛同士の摩擦を防ぐことが出来るので、
キューティクルを痛めることがないという意味では、絶対悪に出来ない部分もあります。
オイルシャンプーなども、適度に使わないと、頭皮から出る自然の油分以上の油分を髪に与えることになり、栄養過多状態になってしまうこともあるようです。
これらを考えると、髪のサラサラ感は少ないものの、
自然由来のシャンプーなどを使うようにすれば、髪本来の艶やコシが出てきます。
頭皮のマッサージをするべく、毛先の丸いブラシで、毎日ブラッシングをしてください。
頭皮の血行も良くなり、頭皮から必要な油分が分泌され、健康的な髪に生まれ変わります。
髪のケアに関するまとめ

髪のケア,シャンプー,洗い方
平安時代などは、髪を洗うという習慣が今ほど頻繁ではなかったため、つげの櫛などを使って髪の汚れを落としたり、フケなどを取り除いていたと言います。
長く艶やかな黒髪が美しいのは、本来髪が持つ自然の状態に近かったためと言えるでしょう。
沐浴の際に髪も洗っていたようですが、石鹸などもない時代なので、
濯ぐだけの状態だったのではないでしょうか。
そして、自然の状態で髪を艶やかに保っていたのです。
このようなことを考えると、2日に1度のシャンプーで、余洗いだけにするなどして、
髪のコンディションを整えることがベストなのかもしれません。
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