貧血や低血圧に悩んでいる女性は多いです。
今回はそんな女性が結婚するときに注意しておきたい話です。
貧血になってしまうとぼーっとするしフラフラになるし、できれば人に見せたくない姿ですよね?
しかし結婚しているとそんな姿を旦那さんにも見せなくてはいけません。
そこでこの記事では貧血や低血圧に悩んでいる女性が選びたい結婚相手や結婚後の注意点をご紹介します。
Contents
結婚した女性から学ぼう | 貧血と結婚生活
結婚をしたい女性にとってすでに結婚をしている女性は先輩にあたります。
貧血の症状がつらい朝に旦那さんからショックな対応をされたY子さん。
お話を聞いてみましょう。
結婚してからは旦那さんを会社に送りだす時間には起きようと必死に頑張っていました。
しかし最近貧血の症状が出てきてしまって、朝に起きて最初に行くお手洗いでは用を足すと貧血で動けなくなってしまうことも多いのです。
お医者さんからは(朝一番に用を足すことは)「自律神経の代わり目」になるので特に注意するようにも言われています。
なので朝はいきなりベッドから起き上がらない、なるべくゆっくり動く、そのようなことに気をつけています。
このことは病院に行った日には旦那さんにも話し、そのときは彼も「大変だね」などと優しく言ってくれます。
そんな一見すると優しい旦那さんに対して、彼が会社に行くときにも起きることができないのは申し訳ないなと思っていたので、
せめて旦那さんを起こさなきゃと思って、毎朝目覚ましをかけて隣のベッドから起こしていました。
ある朝「今朝は調子がいいみたい」と思って旦那さんが家を出る時間にゆっくり起きてみたんです。
でも旦那さんに迷惑をかけるといけないから貧血の症状が出やすいお手洗いには行くのは旦那さんが家をでるまで我慢していました。
だから自分がその場でできることをやっていたんです。
(洗濯物たたむとか。旦那さんは朝食を食べていきません)
そしてせめて見送りをしようと旦那さんと一緒に1階におりました。
(うちはメゾネットタイプの家で、寝室が2階、リビング・台所・玄関が1階です)
旦那さんはいつも6:40に家をでます。
ふっと気づくと時刻は6:47。
でもこの時刻は彼が一人で時間を気にして出かけるときもたまにある時刻なのです。
なのに猛烈に私に怒って、
「いま何時だと思っているんだ!遅刻しちゃうだろ!しっかりしてくれよ!」
彼は花粉症で春先に出かけるときにはマスクが必要なのですが、あいにくマスクが2階においてありました。
「とってこい!」
低血圧で貧血の私に2階までダッシュさせます。
フラフラになりながらもマスクを手渡してあげたときには
「なんだ、その目は。俺が会社に行かなかったら生活はどうなるんだ!気持ちよく行かせろ!」
です。
私の目つきが悪かったのはにらんでいるからではなくて、貧血の症状がでていたからなのですが・・・
彼はやはり朝にちゃんとできない私が憎いのでしょうか・・・
ちょうど前日に病院に行ってきたところで彼も「病院に行ってくれてありがとう」なんて優しい言葉をかけてくれていたので、その豹変ぶりにびっくりです。
とても傷つきました。
身体もつらいのに朝から大変でしたね。
貧血はなかなか男性には分かってもらえない症状ですよね。
旦那さんも忙しくて奥さんのお話を忘れてしまったのでしょうか・・・
しかし普段は優しい旦那さんの豹変ぶりにもびっくりですね。
どうしてなのでしょうか?
Y子さんにさらに聞いてみましょう。
彼は一人暮らしをしたことがありましたか?
実は彼は大学を卒業してもずっと実家暮らしで、私は結婚前のお付き合いしているときに不安だったんです。
「一緒に暮らすけど家事が全然できない人で大丈夫かな?」と・・・
そこでお願いして一人暮らしをしてもらいました。
だけど今考えるとよく手伝いに行ってあげてました(笑。
トイレ掃除の仕方も分からないということだったので、してあげたりしていました。
息子がいい大学に入っていい会社に就職していいお給料をもらっているのが何より自慢、みたいな。
自分で目覚ましをかけていたと思いますが
「明日何時に家を出るんだから起こしてよ!」
くらいは言ってる図が目に浮かびます。
貧血・低血圧で朝が苦手なあなたが選びたい結婚相手
さてこのY子さんのお話から学べることがたくさんあります。
貧血・低血圧女子はとにかく朝が苦手です。
ただ単に低血圧で「起きることができない」ならまだいい方です。
Y子さんのように貧血の症状がひどく、何らかのきっかけで気持ち悪くなったり立っていられなくなったりすると会社を休まなければいけなかったり、午前中休んでいないといけなくなってしまいます。
そんな朝が大変な女性たちにオススメしたい結婚相手は、
朝に自分のことが一人でできる男性
です。
朝に自分のことが一人でできる男性とは、結局自分のことが自分でできる男性のことです。
- 自分の身の回りのことができる(自分の洋服の管理、足りないものを洗濯する)
- 朝に奥さんに頼まなくても自分で起きることができる
- 必要なものは前日夜に事前に自分で用意しておく
こうして見ると幼稚園で求められるレベルですね。
しかし日本の高学歴の男性にはこれをお母さんに全部やってもらっていた人が多いのです。
この本来なら自分でやる当たり前のことを人(=奥さん)にやってもらうのが当たり前だと思っています。
これを結婚後に直すのは本当に大変です。
当たり前に思っていることを当たり前でないようにするのですから。
そこで結婚相手となる男性は結婚前によくみて考えましょう。
これは要注意 | 貧血・低血圧で朝が苦手なあなたが結婚前にチェックすべきこと
・その男性はひとり暮らしをしたことがありますか?
・その男性は自分の身の回りのこと、特に衣服や洗濯のことが自分でできますか?
・その男性は普段は優しいのに何かのきっかけで怒ったりムッとしたりすることはありますか?
ひとり暮らしの経験は必須
ひとり暮らしの経験は必須といえるでしょう。
朝からお母さんが何でも用意してあげているような環境からいきなり結婚という男性は避けましょう。
自分で洗濯できる人を選べ
皆さんも経験があると思いますが、朝に時間がかかるのは意外と洋服選びだったり、必要な上着やストッキングを探していたりという時間です。
自分の洋服をきちんと自分で管理でき、下着も自分で洗える男性は朝に着るものも前夜のうちに考えることができます。
こうした男性はだいたい洋服にも気を使うさりげなくおしゃれな人が多いです。
豹変する男に要注意
普段は優しいのに何かのきっかけですぐに怒ったりムカっとしたりする男性は要注意です。
朝は忙しくて何かと起こるもの。
そんな朝に毎日ムッとされていてはたまりません。
デート中あなたには優しくてもレストランのウェイトレスに怒る、
ふだんは優しいのにあなたに対していきなりムッとする(例えばあなたが彼とではなく女友達とまたは一人で旅行に行ったらムッとしているなどは要注意です。
こういう男性は結婚をした後もあなたがしたいことをしようとするとムッとすることが良くあるでしょう。
そんな彼はあなたにとって足かせになってしまいます。
貧血・低血圧女子が結婚後に注意したいこと
幸いなことに
- ひとり暮らしの経験があって
- 自分で洗濯もでき
- 感情の起伏があまりなく普段から落ち着いている
という男性に出会えたとしても、
低血圧や貧血を抱えた状態で幸せな結婚生活を持続させるにはコツがあります。
朝は起きれないと伝えておく
先ほどのY子さんの事例で皆さんもお気づきかもしれませんが、
Y子さんの旦那さんはY子さんが起きれない時には自分で支度をして自分で時計をみて時刻通りに出かけていきます。
自分は急いで支度をして出かけようとしているなか、貧血でぼーっとしていて動きの鈍い奥さんにイラ立ちを感じるわけです。
ならば起きない方が良いです。
旦那さんに貧血や低血圧で朝は起きれないと伝えておいて、自分でやってもらいましょう。
その方がお互い朝から爽やかスムーズです。
「貧血の症状が出て迷惑をかけるといけないから朝は起きないことにするね」
これを優しく伝えましょう。
規則正しい生活をする
睡眠時間が少ないとその分朝起きたときのダメージは大きいです。
低血圧の人は特に血圧が低くなり、貧血の人は重い症状が出やすくなります。
旦那さんとの朝からのトラブル防止のためにも早く寝て睡眠時間を確保し、朝の辛い症状を少しでもおさえるようにしましょう。
正しい食生活をしよう
かたよった食事を避けて、栄養のある食事を3食きちんと食べるようにしましょう。
例えば貧血の原因は鉄分不足ですが、この鉄分は一度失うと体の中で作りあげることができません。
外から入れるほかないのです。
鉄分が豊富なレバー、ほうれん草やブロッコリーなど、必要な食べ物を意識してとりましょう。
貧血や低血圧で朝が苦手でも幸せな結婚生活を送ることができます。
結婚前のあなたは良く相手をみて、
結婚しているあなたはこれからできることをやっていきましょう。
→鉄分を補給する