
結婚を決めた理由は、”彼はワタシの事を1番に想ってくれている、愛されていると感じたから”です。
今までは自分が愛する人とお付き合いしてきました。しかし彼には深い愛情を常に感じさせてもらいました。愛すよりも愛される方が結婚に踏み出すには必須条件だと私は感じています。
彼は、ずっと私に片思いしていてくれました。いつも側にいてくれました。本当に優しい男性です。今は、3人の子供にも恵まれました。
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出来ちゃった婚で結婚
現在長女中学一年生、長男小学五年生、次男幼稚園年長組、三人の子どもがいます。私は元々結婚願望がかなり低いほうでした。
なぜなら「将来は海外で働きたい」という夢があったからです。
それでも結婚を選んだ理由は一体なんだったのか?
お腹に赤ちゃんが出来たから。それが理由です。できちゃった婚だったのです。お腹に赤ちゃんが出来たことが解ったときには、「産む」。それしか頭に浮かばなかったのです。
結婚願望は低かったけれど、結婚するならば、今の旦那さんだろうと思っていたので、それ程驚くという印象はありませんでした。
むしろ、幸せな気持ちで溢れていました。彼氏も勿論、赤ちゃんが出来たことを喜んでくれました。
ただ問題は、私がまだ大学生だったという点でした。私の結婚願望が低い事を知っていた友人達は、私が結婚を決めたと打ち明けた時、目を丸くして口をポカンと開けて驚いていました。
- 周りの友人や大人からすれば「早すぎる」と言われたし、
- 「大学生である」ということで特に家族からは反対をされました。
しかしお腹の赤ちゃんの事を打ち明けると、家族も仕方がないという感じで認めてくれました。
大学は必ず卒業する事を条件に家族も結婚を認めてくれたので、私はこの時から結婚するぞ!と覚悟を決めました。
結婚だ!結婚するぞ!ということでしたが、何から手をつけたら良いのかわからなかった。
結婚を決意したこの瞬間から
- 結婚式、
- 新居に入居、
と一通り落ち着くまで、結婚準備に追われる毎日で、スケジュール的にも大変だったのです。
私の出来ちゃった婚の経験を、お話ししておきますね。
出来ちゃった婚 | 両親への報告
妊娠したことが解ってから、最初に彼氏に報告しました。
幸いなことに彼氏は赤ちゃんが出来たことを喜んでくれたから、ホットしたのですが。
次にやることは「両親への報告だね」ということで、「どのように報告したらいいのか?」ということを、彼氏と相談したことを思い出します。
お互いの両親には彼もわたしも面識があったし、仲良くもしていたのですが、やはり「妊娠」「結婚」を一緒に報告することは緊張しました。
順番は合っていたのか分からないけど、
- まずは、彼氏が私の両親に報告して、
- 次に、私と彼氏で、彼氏の両親に報告しました。
両親は怒るかな?とも思っていたのですが、怒るという訳ではなかった。
結婚すること自体には反対されなかったのだけど、大学生で結婚することには相当反対されたかな。
でもお腹に赤ちゃんがいるということで、最後には納得してもらえました。
出来ちゃった婚 | 両家の顔合わせ
両親へ報告が無事済んだら、今度はお互いの両親との顔合わせの機会をセッティングすることになりました。
彼氏の両親の方が、私の両親に挨拶を、ということで。
彼氏の両親が私の家に挨拶に来たのです。急なことでみんな戸惑っていたけど、互いの親同士で話すことは重要だなと思いました。
この後の、結婚までのやり取りがスムーズにいくためには、両家のあいさつが大事だと感じたのです。
お腹に赤ちゃんが居るということで、みんなの意識が「健康な赤ちゃんを産む」ということに集中されたことが良かったかな。
結納をどうしようか?という話もでたのですが、私の体調も良くなかったから結局結納はしないことに。
私の両親は本当は結納もきちんとしたかったみたいだけど、私の体調を優先させてくれました。
出来ちゃった婚 | 結婚式
結婚式選びも迷ったのですが、あまり時間が無かったので時間を掛けて選ぶことが出来ませんでした。
結局、ホテルの式場を抑えることができて、親族と友達だけのこじんまりとした結婚式にすることになりました。全部で40人ほどでした。
お腹が目立っている妊娠8か月のときに結婚式を行いました。
結婚式選びをするときには、なるべく効率的に選びたかったから、ネットや本を読み込んでいました。
ちなみに、新婚旅行に行けなかったことは、今でも残念に思っています。妊娠中のカラダに負担がかかるので新婚旅行を止めにしたのは正解だったのですが。
二人きりでゆっくりした旅行が出来なったことは残念です。
出来ちゃった婚 | 新居
結婚するときには「新居選び」も大変になる(そうです)。
「結婚式」と「新居選び」の2つが、結婚の2大イベントだそうですが、私の場合、彼氏と両親で「新居選び」と新居の準備をしてくれました。
わたしは出産準備で精いっぱいだったから、非常に助かったのです。
結局、私の実家の近所のマンションに済むことになりました。お金のことは、彼氏と両親とで相談してくれていました。
祖母に反対されたけど
家族の中で最後まで結婚に反対をしたのは私の祖母でした。
祖母からは赤ん坊をおろすように言われたのです。
昔からお祖母ちゃん子だった私は、祖母が何よりも私の事を心配しているからこそ反対したのだと分かっていました。
一年間、大学を休学して無事に出産したとき、一番喜んでくれていたのは祖母でした。
祖母の笑顔は今でも忘れられません。祖母にとっては曾孫になります。
幸せそうな笑顔で結婚と出産を認めてくれました。曾孫を見せる事が出来て幸せでした。結婚を決めて良かったと心から想い涙が溢れました。
結婚を決めたタイミング
私の場合は、赤ちゃんがお腹にできたから結婚へと話が進んだということは間違いないのですが、学生だったので、周りからみたら早い結婚だという印象を与えたでしょう。
自分自身もそう感じることは良くありました。しかし、このタイミングで結婚を決めて良かったと今は心からそう思っています。
今では「赤ちゃんだった娘」も中学生になります。中学生の娘と話をしているとまるで親友のようで毎日が楽しいです。好きな子の話をしたり、一緒にファッション雑誌を見て買い物に行ったり、私にとっては頼りになる存在です。
大学卒業後に生まれた「長男」は野球に夢中になり、旦那と一緒にキャッチボールをしたり旦那もコーチとして少年野球を盛り上げています。他の父親からすると年齢が離れてはいますが、若いなりの体力で子どもたちと向き合ってくれています。
「次男」はまだ幼稚園ですが、本当に可愛いく癒しの存在です。ぎゅっと抱きしめる度にそんな風に感じます。
両親が若くていいなと子どもたちは良く友達に言われるそうです。羨ましいと言われて子どもも嬉しそうに話してくれます。
そんな時、私はあの時に結婚を決めて良かったと感じるのです。タイミングは人それぞれで、なかなか難しいですが、私にはぴったりのタイミングで今の旦那さんと出会い、三人の子どもを授かり、本当に幸せです。
初めて付き合った彼氏が今の旦那
旦那さんとの結婚を決めたのは、彼が私を好きでいてくれると感じたから。
彼が私を愛してくれたから、今の彼との生活があるのだと思っています。
私の旦那さんは、嫁のわたしを1番に思ってくれます。
子どもももちろんですが何か起きた時一番に守りたいのはこの私だと以前話してくれた事があります。
普段は自分から好きだとか愛しているなど言わない彼は非常に照れ屋です。それでも私のお腹に赤ちゃんがいると分かった時は、とても喜んでくれて私が抱えていた不安は一気になくなりました。
よく愛されるよりも愛したいという方がいると聞きますが、私はその逆です。彼から愛される事の心地良さは計り知れません。それはベタベタ毎日している訳ではなく、無口な人だけどいざという時は本当に私の事を考えてくれるという意味です。そんな彼と出会って奇跡のようなものを感じる毎日です。
早く結婚したいと願っていた友人も今ではみんな母親になりました。願ってはいなかったものの不思議なことに、一番早く母親になった私は友人から色々と相談を受けたりもします。友人も結婚して母親になると、そこからまた学生の時とは違い、母親同士としての交流が始まります。
結婚したことで一気に環境が変化しました。それに前向きな姿勢を手に入れました。私は結婚したことで、彼と子どもたちの未来を今は考えています。自分よりも大切な存在が出来た時、人は強くなれると改めて実感する毎日です。
わたしは結婚を勧めるわけではありませんが、私は結婚したことで楽しい日々を過ごしています。きっとそれぞれ早い遅い関係なく、大切な人に出会い結婚し子供ができた時、母親は強く逞しく成長するものなのです。
結婚を決めた理由は、彼を信じ、愛されていると常に実感出来たからだと思います。これからもこの大切な存在を無くさないように前へ前へと進むと誓います。