結婚式会場の決め方

50代の新郎と40代の新婦の悩み、結婚式が近づくにつれてナイーブに | ウエディングプランナー


結婚式場で、ウエディングプランナーをしていると、色々なカップルがやってきます。
ある日、こんな悩みを持っていたカップルがやってきました。

こんな二人がやってきた | 50代の新郎と40代の新婦

お二人とお会いしたのは桜がきれいに咲いている時期でした。お席におかけになっているお二人のもとに行くと、普段の会場見学のお客様層とは少し違っていました。

今回ご紹介させていただくのは50代のアメリカ人の新郎様・40代の日本人の新婦様。お二人とも再婚で、新婦様にはお2人、中学生の娘様がいらっしゃいました。

お話をお伺いすると、新婦様の親御様はご年配なこともあり外国人の新郎様と日本人のご新婦様の結婚を受け入れていただけなかったとのこと。

しかし、お二人の中で結婚することに迷いはなく、そんな中でもお二人の幸せを心の底から応援してくださったご友人様と娘様のために少人数の結婚式がしたいと強いご希望を持っていらっしゃいました。

少人数だからこそフリースタイル、お時間によって各ゲストの席にお二人の席を設けてそこで一緒にお食事をするなど、ゲストとの時間を大切にできるようなご提案をいくつかしました。

それらのご提案を気に入ってくださったのと、会場もお二人の理想に近かったこともあり、会場見学にお越しくださったその日にお決めくださいました。

新婦の悩み

初めてのお打合せの際、新婦様からお話がありました。

「アメリカ人の彼とわたしの娘たちが一緒に出かけるときがあるのですが、歩いているだけで周りの人からじろじろと見られるから恥かしいって。」

「年頃の娘はうつむいたり、機嫌が悪くなってしまう・・・」と不安なお気持ちを打ち明けてくださいました。

娘たちは自分たちの結婚を受け入れてくれているけれど、心から祝福してくれているのか、我慢をさせているのではないかご不安なご様子でした。

しかし、新郎様と娘様たち自体はとても仲がいいとのこと。新郎様も娘様たちをとても可愛がっていらっしゃるんだなとお話の中から伝わってきました。

また、娘様のうちお1人はスカートがお苦手とのこと。「制服じゃ味気がないからドレスと思っていたけれど何を着せたらいいか・・・少しでも結婚式を楽しみになってくれたらいいのだけれど」と日にちが近づくにつれて新婦様の不安が増していっているご様子でした。

こんな風に対応した | 新婦は結婚式に近づくにつれてナイーブに

中学生の娘様はアメリカ人の新郎様がお父様になることを不安に思っているのかなと感じていた新婦様は日にちが近づくに連れて少しナイーブになっていらっしゃっいました。

そんな新婦様に、当日はご友人様と娘様だけの結婚式だったため、新婦手紙を娘様宛に書きませんか?と提案しました。

どんな家族になっていきたいか、娘様たちにしっかりと言葉で伝えることを提案。新婦様は親御様が参列しないため手紙を書くという考えが全くなかったご様子で、「ぜひ伝えたいです」と二つ返事で娘様へのお手紙を書くことを決められました。

お召し物の件も、ドレスが嫌ならと、レンタルの振袖を提案しました。振袖であれば色んな色合いや柄があるのでお好みのものが見つかればいいなと思いご紹介しました。

新婦さんも喜んでくれた

後日お打合せで、娘様たちが振袖の提案をとても気に入ってくださったと新婦様からお声掛けがありました。

どんな色合いにしようか二人でパンフレットを楽しそうに見ていたと嬉しそうにお話しくださった新婦様。娘様たちも「結婚式楽しみだね!」と言ってくださったそうで安心されたご様子でした。

結婚式当日のカップルの様子

結婚式当日、お二人と娘様がご来館されました。少しご不安そうな様子の新婦様。
お声掛けをすると、緊張もあったのと、皆様で朝食を買おうとお店に寄った際にいろんな方からの視線があり、それに気づいた娘様が少し機嫌をそこねてしまったとのこと。

本当は新婦様のお支度の入り時間でしたが美容スタッフにお願いし、少しご家族でゆっくりする時間を設けました。ゆっくりお話をされた後にブライズルームにご案内しました。

「娘たちとの時間をつくってくださってありがとうございました」と落ち着かれたご様子の新婦様。お時間を作って本当に良かったと思いました。

娘様たちもお着替えされ、スカートが苦手とおっしゃっていた娘様は黒と紫のシックな振袖を、もうお一人はピンクの可愛らしい振袖を少し恥ずかしそうに、嬉しそうにお召しになられていました。

結婚式は和やかな時間が進み、クライマックスの新婦様のお手紙。
娘様たちへの愛がこもったとても素敵なお手紙に娘様たちはもちろん、いままでずっと見守ってくださったご友人様たちも涙されていました。
お手紙の後は娘様たちに「これから一緒に幸せになろうね」というメッセージをこめてミニブーケをプレゼントされました。
その後、娘様たちからのメッセージを司会者が代読しました。

実は新郎新婦様にサプライズで娘様たちに「お二人へのメッセージ」「今日を迎えてどんな気持ちか」を伺っていたのです。
「お母さんが○○と出会って毎日とても幸せそうで私たちも嬉しいです」
「家族が増えて嬉しいです。結婚おめでとう。これからもよろしくお願います」
娘様たちからのメッセージに新婦様はとても感動されていました。

その時の家族4人の写真は全員涙を流した幸せの笑顔でした。
ご家族様の絆をより強くできた時間となりました。

結婚式は、その後の人生に大きくかかわる | ウエディングプランナー

結婚式はその時の時間だけでなく、これからも続くご家族・ご友人関係性や人生に大きく関わってきます。

「結婚式を終えて、家族との時間が増えました。」「友人と前よりもっと仲良くなった」と先輩カップルの皆様からお伺いします。

準備をしていく中で不安や悩みが出てくるのはつきものです。そのお悩みをしっかりと打ち明けてくださったからこそ、私もそれに合わせてご提案することができました。まずは一人で抱え込まずプロのプランナーにご相談されてはいかがでしょうか?

式場選びをしたくなったら 

 

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